なんでタカシと亜希子が同じ電車で、オレと沙織が同じ電車やねん!
(笑)
私たち二人は御堂筋線に乗り、梅田で沙織とも無事分かれ、乗り換え。
すぐに沙織からメール。
ほぼ同時に亜希子さんからもメール。
好きな食べ物は後で食べるタイプの私は、まず沙織のメールを読む。
沙織:『前略…中略…是非今度、二人でもつ鍋行きましょうね♪』
ε-( ̄. ̄;
亜希子:『今日はめっちゃ楽しかったです♪また誘って下さいね♪』
こちらは社交辞令。
もちろん、受け身な私は、亜希子さんに気にしてもらえるように、メールでマインドコントロール開始(笑)
気にしてもらって、彼女から誘ってくれる待ち。
それ以上は動かない、釣りで言う、ヘラブナ釣りタイプ。
釣れないほうが圧倒的に多いけど、食い付けば話が早い。
間隔を開けながら時々亜希子さんにメールをしているうちに、彼女からもメールが来るようになる。
わざと返事しないと、心配したようなメールが来たり。
ここまでくれば、再会の約束にそう時間もかからなかった。
沙織には内緒で二人で会う事になった。
一応人妻な亜希子さん、何やら変則的なバイト?してるらしく、けっこう自由が効くみたいで、平日朝から海遊館へデートに行く事になった。
なぜか現地集合??との指定に、例によって職場を車で出発し、海遊館近くのコインパーキングに止め、亜希子さんからの連絡を待つ。
平日やが、やたら小学生の団体が多い。
しばらくすると、亜希子さんから着信。
今、駅着きました~
ん?
電車で来るんやったら、どこか迎えに行きますがな~
5分ほど待つと彼女が現れた。
亜希子:『ごめぇ~ん、待ったぁ~??』
私:『ぜんぜ~ん(笑)』(お約束)
信号待ちをしながら、会話。
彼女は、話す時、やたらこちらを凝視するタイプ。
少し照れくさい(笑)
階段を上り、久々の海遊館へ。
たわいもない会話をしながらも、やたら魚を見ては無邪気にキャッキャ喜ぶ彼女が可愛らしく思えた。
私:『なんでデートしてくれたん?』
亜希子:『いっちゃん、なんかかっこええオーラ出てるやん?』
ん?σ( ̄∇ ̄;)わて?
本カノからは『サボテン』と呼ばれるぐらいなんですが(笑)
人間、無限にいると、勘違いする人もいてるんや(笑)
薄暗い通路を歩きながら、自然に手を握ると、亜希子さんも握り返してくる。
しかし、ここは平日の水族館。
小学生の団体ばかりで、それ以上は何も出来ず(笑)
海遊館を堪能?した二人はとなりでお昼ご飯を食べて、港側のデッキに手をつなぎながらゆっくりと歩く。
その手は握ると握り返してくる。
指先を少しえっちな感じに絡めて行くと、彼女もそれに応える。
ドキドキしながらも思い切って
私:『ラブホ…行けへん?』
亜希子:『………ぅん……でも6時には帰れる?』
は~いヽ(´ー`)ノ
そうと決まれば、写生してる小学生の団体も気にせず、大胆に腰に手を回し、駐車場へ(笑)ラブホに向かう。
大阪市内は仕事上マズいので、尼方面へ。
ラブホに到着♪
同じような怪しいカップルとフロントで鉢合わせ(笑)
急いで部屋を選び入室しカギを閉める。
ε-( ̄. ̄;
この安堵感(笑)
スーツを脱ぐと亜希子さんがそれをハンガーにかけてくれる。
彼女を駅まで送る時間を逆算し、速回しで行動開始(笑)
そのまま、抱き合い、唇を重ね合わせる。
つづく
(゚ω゚;)。o○(ぇ!?)