久々過去ネタ。私が35歳ぐらいの頃のお話しです。
私は、何度か書きましたが、少し背が高い以外、特にパッとせず、吉本興業のお笑いボケ芸人に似てる人がいてる(笑)
しかし、妻子がいるにも関わらす、30歳~40歳は、少しモテた。
顔やなくて、仕事の内容がオトコマエらしい。
ブログにも書いて来ましたが、社内不倫を何度となく経験し、色んな出会いをした。
そんな中で、たぶん一番可愛いかっただろう彼女に出会った。
彼女は12歳年下の綾美。
干支が同じで一回りちがう。
顔は釈由美子に似て、オマケに巨乳。
当時、入社2年目の彼女は女性営業職。
彼女達が担当している取引先のIT関係のトラブルで私達技術屋がそこへ出向き、問題解決、ベストな提案、構築をする事により彼女達の売上につながり、お客様からは信頼を得る。
こんな図式で男女問わず営業職と技術屋は仲良くなる事が多い。
でも、これは我々の仕事であり、仲良くなる為にやってる訳では無い。
もちろん大半の女性社員は、これを仕事と割り切った付き合いしかなく、良くてせいぜい仕事帰りに複数で飲みに行く程度。
ある日、綾美が担当する取引先で、午後からネット接続が不安定との相談を彼女の上司経由で受ける。
我々技術屋の中で誰がその仕事を引き受けるかは、その日の空き状況で決まる。
が、しかし、可愛くて人気の綾美からの依頼となると、その仕事が取り合いになる(笑)
運命と言うか、ほんまにその日は私しか空いておらず、翌朝一緒に取引先へ訪問する事になった。
当時私は、嫁以外に(笑)特に交際してる相手もいなかったが、過去、社内でそんなウワサがあった事ぐらい、女性社員の中では筒抜けで、どちらかと言えば警戒される立場にあった。
朝、営業職のいるフロアから、綾美がエレベーターで上がってくる。
綾美:『おはようございます、○○営業課の綾美ですが、いっちさんいらっしゃいますか!?』
入り口近くに座る同僚が綾美に
『なんや綾美ちゃん!?いっちと同行かぁ!?危ないなぁ~しゃべっただけで妊娠するから気ぃつけや~(笑)』
昔から関西で挨拶代わりのありがちなお言葉だが、今ならセクハラになるかも(笑)
私は、意外にウブなところがあり、そのお言葉にツッコミ入れれず、難しい顔をしてエレベーターに向かった。
私:『綾美さん?今日はよろしくお願いします』
綾美:『こちらこそよろしくお願いします♪』
(可愛い~っ(*^_^*)♪)
私の社用車に乗り、取引先へと向かう。
お決まりの
『どこの学校出たん?どこから通勤してるん?』
と、普通の会話。
取引先に着き、お客様の問題点を並んで聞く。
彼女はたぶん意味わかってなさそうながら、一生懸命メモをとる。
機器類や配線を拝見し、まずは応急処置。
簡単に絵を書いてお客様に恒久処置の提案。
すぐに話はまとまり、新しい機材を受注。
後日、その設定で再訪問する約束をして取引先を後にした。
車に乗り、職場へと車を走らせる。
綾美:『いっち先輩、お客様、何言うてたか分かりはったんですかぁ??』
私:『あたりまえやろ(笑)わからんで仕事でけへんがな(笑)』
それにしても、こんなやつが営業してて大丈夫かうちの会社?と変な不安にかられた(笑)
当時は業務用携帯電話が全員に当たっておらず、連絡用に綾美の個人携帯番号とアドレスを教えてもらう。
綾美&けんいち@みたいな、いかにも彼氏とラブラブアドレスを聞きながら噴き出した(笑)
私:『なんやねんこのアドレス(笑)聞いてるほうが恥ずかしいわ(笑)(笑)』
綾美:『なんでですん!?』
私:『彼氏何歳なん?』
綾美:『35です♪いっち先輩ぐらい?』
はぁΣ( ̄□ ̄)!?
あんた、そんな顔してオッサン好きかよ!?
私:『もちろん、彼氏独身やんな?』
綾美:『バツイチなんですよ~私、騙されてるかもですけど(笑)』
『土日は連絡取れないんですぅ~』
なんちゅーこっちゃ
(関西弁:なんてことだの同意語)
( ̄▽ ̄;)
それ、だまされてるやん!
言うて、オレと付き合って♪って言うと、今度は私が騙したことになるし
( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)
少々危険な匂いがしたので、ここは深入り禁物。
後日、機材を抱え、その取引先へ訪問した。
もちろん綾美も一緒に。
事前に職場にて設定を済ませた機材を手際よく設置し、お客様に確認してもらう。
お客様:『へぇ~♪こんなに良くなるんやね~♪助かりました♪』
綾美には何が良くなったかさっぱりわからなかった様やが、お客様に感謝されても、逆にお客様に御礼を伝える私を見て彼女は思ったらしい。
『いっち先輩、かっこええ♪』
それ以降、社内ですれ違ったり、エレベーターで会うたび、彼女は頬を赤らめ、うつむくしぐさを見せた。
明らかに気ぃあるなぁ~σ( ̄∇ ̄;)わてに?
と、思ったが、どうも危険な匂いが気になり放置。
その後、数ヶ月が過ぎた時に、とある社内の発表会に東京本社へ出張する事が決まり、出張命令書を読んでいると、そこに綾美の名前を見つける。
つづく