美香:『いっちゃんから見て、私どない?』
私:『美人やしスタイルええし、申し分ないやん♪』
美香:『ありがとー♪』
そのまま、仕事の話や世間話が続く。
私も規定の6杯目を過ぎ、息子もご就寝(笑)
急に美香ちゃんが大胆にも肩に寄りかかってきた。
私:『美香ちゃん、そんなんしたら~惚れてまうやろぉ~っ♪』
美香:『いっちゃん……私、抱けるん?』
σ( ̄∇ ̄;)わてでっか?
何年も仕事上の知り合いで、お互いもそんな意識でいたと思っていた。
予想しえない発言に驚いたが、ここはお酒6杯を超え、寝てしまった息子の事も説明できず、かと言ってムリとは絶対に言えない状況。
思い切って、
正直に…
私:『オレ…
飲んだら立てへんねん(^^;)』
美香:『(笑)(笑)(笑)…そんなんええねん。ギューだけしてほしいねん…』
ギュー…だけ…ねぇ~
ここは、彼女の言うとおり、ギューを実現すべく、店を出た。
時計を見ると22時。
彼女に左手を差し伸べ、手をつなぐ。
夜になると真っ暗な生田神社へ入る。
物かげから人の気配も感じず、隅っこに移動し、美香ちゃんを抱きしめる。
ギューっ
(笑)
彼女はそれに感じるのか、抱きしめる度、声を上げる。
『はぅ~んっ…』
真っ暗な中、顔を近づけ、なんとか目を合わすと、自然に唇を重ね合わす。
舌を絡め合いながら、彼女の腰を引き寄せ、抱きしめた。
しばらくギューとキスを続ける。
(どうするよいっち!)
自問自答(笑)
私:『時間…まだええん?』
彼女に尋ねると、終電まで二時間半あるとの事。
その時点で彼女は西に住んでる事がわかった。
東に住む私はそれより終電が30分早い。
慌ただしいが思い切って彼女に言うた。
私:『ちょっとラブホいこかぁ?』
美香:『う~ん……うち~……来るっ?』
うちてか( ̄∇ ̄;)?
聞くとタクシーで1500円ぐらいの距離で一人暮らしをしてるらしい。
そこから私がタクシーで帰宅すると…
8000円…
ここはお金には変えられず、彼女とタクシーに乗った。
しばらく走ると、彼女の住むマンションの前に着く。
タクシーを降りると、彼女は一階のオートロックドアに鍵を差し込み、一緒に中に入った。
エレベーターを降りる。
玄関の鍵を開け、美香ちゃんは
『いっちゃん、ちょっとここで待っといて~』
そう言うと、自分だけ中に入り、そこで待たされる事15分(笑)
どんだけ散らかってんねんと思いながら、出てきた美香ちゃんは、キャミに半パン。
胸は前から知ってたが微乳(笑)
ヘアバンドで前髪を上げ、すっぴんに自信があるのか、化粧も落としていた。
確かに眉も描かなくても同じ形を維持。
ベースが出来てるやつは、すっぴんもやっぱり美人。
彼女は完全自宅モード(笑)
久しぶりの女子一人暮らし宅訪問。
ドキドキしながら部屋に入ると、まさにワンルーム。
つづく