彼女の住むワンルームマンションへ…
玄関先で少し待たされる。片付けてるんか、10分程待った。
と:『ごめんねぇ~おまたせ♪どーぞ~♪』
上下スエットに着替えた彼女が現れた。
少し酔っていたが、緊張しながら朋美の部屋へ。
部屋めっちゃキティーちゃんやん
( ̄▽ ̄;)
そして、どーしてもベッドに目が行く(笑)
さっそくパソコンの電源を入れる。
彼女は、ごそごそしながら、缶チューハイと灰皿を持って来た。
遠慮無く頂きながら、修理開始。
彼女はお風呂?で、ごそごそ。
トラブルはすぐに直る。
タバコに火をつけ、
私:『朋美ちゃん直ったでぇ~』
と:『ぇ?もう直ったん?さすがいっちせんぱーい♪』
声だけ聞こえてきた。
(何やってんねん?まさかシャワー?)
しばらくパソコンをいじってると、朋美が出てきた。
スッピン…と、言っても、元々化粧が濃く無いので、そんなに変わらない朋美。
(ちゅーか、おまえ寝る準備完了かよ?)
と:『見してぇ~!?…ほんまや直ってるぅ♪』
私:『一応、こんな仕事もやってますから(笑)』
時計を見ると、終電が近い。でも、うちまでタクシーで2000円しない距離。
ベッドに座り、缶チューハイを頂く。
ドキドキしながらも、缶チューハイでさらに気持ちがデカくなった私は、服を着たまま、ベッドに横になる。
朋美は、照れた顔をしながら、部屋の明かりを消した。
パソコンのディスプレイが煌々と灯る中、彼女が隣に添い寝してくる。
並んで寝ながらも、彼女は職場の話しばかり、止め処なく続ける。
照れ隠しなんか?
もう天狗の鼻折る計画なんぞ、どっかに行ってもた。
朋美の肩を抱き寄せる。
まだグダってる。
(ここまで来てなんやコイツ?)
少し強引に引き寄せ、
唇を重ね
ようと
したとたん、拒否!?
(ハァ!?どこまで天狗やねんコイツ?)
誰がどう見ても始まる場面やろが!?!?
まだグダっておられたので、ムカついた私は、起き上がる。
全く脱いでも無かったので、そのままスーツを着た。
『ほな帰るわぁ~♪』
と:『えっ!?なんで?』
(自分の巨乳に手を当てて聞きなさい)
さようなら…
巨乳…
(笑)
スーツを着てカバンを持ち、玄関へ。
靴を履いて立ち上がると、朋美が後ろに立っていた。
少し目を潤ませ、悲しそうな顔をしながら彼女が抱きついてきた。
(それも作戦かぁコラ!)
ぶちゅ…
朋美から唇を重ねて来たが、時既に遅し。
ここで戻ると、消えかけた天狗計画もぶち壊しや!
(ほとんど壊れてたやん)
私は朋美を振り切り、彼女の家を後にした。
『あーあほくさ!値うちこいでグダる女キライや!』
自分への戒めの為、一時間歩いて帰った。
さようなら…
巨乳…
(笑)
後日、後に社内
不倫関係になった聡美に会社で聞かれた。
『いっちせんぱい?こないだ、夜遅くにJRで切符買ってはりませんでした?阪神ちゃいましたっけ?ドコ行きよったんですかぁ~怪しい~♪』
( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)
( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)
大都市大阪は、広いようで狭い。
その後、何年かして朋美は退職。
私達結婚しました!のハガキを見ると…
えっ!?!?
朋美の横に写るこの男は…私と同期入社のA君…
たしか結婚して子供もいてたはず…
朋美恐るべし( ̄▽ ̄;)
間もなく、彼らが離婚したと風のウワサに聞いた。
また一人、朋美に家庭を破壊された…
私の記憶では、朋美がらみで離婚した男子は5人のはず…
彼女は、今、職場の男子から、こう呼ばれてます
A社(競合会社)の刺客…
(* ̄m ̄)プッ
今度来たこの『結婚しました~』のハガキ人も…
+ご安全に+
読んでいて気持ち良かったです。
俺なら、性欲が勝って食べちゃうかな…(汗)
他にたくさん美女とエッチしているいっちさんだからこそ、誘惑に負けないで鼻をへし折る事ができるんでしょうね。
しかし、そんな恐い女性がいるんですね…。
きっと遊び慣れていない男性なら家庭があっても簡単に本気になって落ちてしまうんでしょうね。
本気にならず、性欲処理と恋愛ごっこを楽しむ、これが鉄則ですよね!