職場のあるビルは、非常階段が外にあり、金網で囲まれ、外部からの侵入はできないようになっています。隣りのビルと背中合わせで、昼間も暗いんやけど、夜は真っ暗。
誰も利用しないその階段は一応外にあるので、時々タバコを吸いに行くんやけど、ある夜、タバコを吸いに出て座ってると、美紀が現れた。
彼女はタバコがキライやから、すぐに火を消す。
美紀:『話しあるねん…』
隣りに座り話し始めた。
美紀:『彼氏に悪いから、いっちと付き合うんやめよ思って…』
一緒にいる時から、そんな事言うてたから、さほど驚かなかった。
美穂:『でも、いっちも好きやねん…』
…………………………
暗くてわからなかったが、少し涙ぐんでたみたい。
以前書きました最初の不倫相手、麻美に家に電話された事を思うと、別れる形はキレイかな~と思い、笑顔で了承した。
私:『美紀がそない思うんやったら、ええよ…』
しばらく沈黙がつづき、美紀が抱きついて来た。
唇を重ねる…
舌は入れまい…
と、思ったとたん、美紀が舌を入れてきた。
階段でとなりに座りながらも、きつく抱きしめ合う。しばらく舌を絡め合う…
美紀はズボンの上から息子をさすり始めた…
えっ!?
別れるんちゃうの?
キスに反応し少しだけ起き上がりかけた息子は、美紀の手によって完全に起こされた。
ためらったが、美紀の制服の上から、乳房を揉んでしまう…
『んっ……』
舌を絡めたまま、声をもらす。
ゆっくりと乳房を揉み上げる。
非常階段扉の裏側を歩く職場の人たちが、時々通り過ぎる足音が聞こえるたび、スッと離てはくっつくを繰り返した。
もちろんこんな場所でえっちを始める訳にも行かず、席に戻らないと怪しまれるので、美紀に
私:『戻ろかぁ~』
と、伝える。
彼女はうなずき、
美紀:『友達ではおってなぁ~』
別々に席に戻った。
二人目の社内不倫、美紀との関係はこれで終わったが、その後は普通にメールするぐらいの仲に。
そこから一年程経ったある日、美紀と会社の後輩が付き合ってる事が分かった。
後輩と飲みに行った時、彼から打ち明けてきた。
その後輩は私と美紀が付き合ってた事を知ってた数少ない仲の良い後輩やった。
彼:『美紀と一年ぐらい付き合ってたんですよ~別れましたけど。』
(一年って、オレから乗り換えやん)(^_^;)
私:『ほんまかぁ~』
彼:『あいつ、えっちで一回もイカヘんでしょ!?』
私:『そやろ~』
(一回だけイカしましたで~)
(* ̄ー ̄)フフ
(笑)
その時にはすでに社内不倫三人目の女性との交際がスタートしてました。
σ( ̄∇ ̄;)わて