本カノめぐみに彼氏ができ、しばらくたつ。
もうすぐ32歳になる彼女も、もちろん結婚を前提にその彼氏と付き合っている。
5年近く不倫関係にあった彼女に、彼氏ができたからと言って
『はい、そうですか』
と言う気持ちでもない。
やはり、情もあるし、妻も含め、結婚後も何人かの女性と付き合って来た中で、私の人生、結婚するのは、この娘とやったんやろなぁ~って思う。
25歳で結婚した自分を振り返ると、めっちゃ若かったなぁ~とも思う。
書いた事あるかな?
うちの妻は、世間で言う鬼嫁で、私は毎日、妻の顔色をうかがって生活している。
時折、恐怖感さえ感じる。
世間の夫婦は、ほんまに上手く行ってるのか?
どちらかがガマンしてるんやないのか?
一度このブログに
『何で結婚したん?バカみたい』
ってコメントを頂いた事があります。
そう思われるのが普通の考えやと思います。
が、毎日の苦痛に耐える自分を説明する気にもならず、コメントにお返事が書けなかった。
20代の終わりに離婚を決意した夜、まだ幼かった子供の寝顔を見て、涙が止まらなかった。
自分の人生より、子供の父親としての人生を選んだ。
離婚して、めぐみと一緒になる事も、何度も考えたが、たとえ鬼嫁でも20年近く連れ添った情もあり、結局踏み出せないまま、めぐみを手離す時が近づく。
以前のように、頻繁に仕事帰りに会って、お酒を飲みに行ったり、ラブホ直行したりって事が、かなり少なくなった。
とは言え、全くめぐみと会わない訳でもない。
月に一度は飲みに行き、月に一度はラブホに行く関係は続いている。
彼氏の話しを聞きながら飲むお酒は、あまり美味くなく、酔いも回らないが、仕方ない。
ただ、ラブホに行くと、彼女はその力を発揮する。
暗黙の了解のように、毎月決まった日に仕事帰りに待ち合わせ、ラブホに向かう。
彼女の職場の近くまで車を走らせる。
先にコンビニに立ち寄り、彼女の好きなおやつ、晩ご飯を購入し、駅の出口で待つ。
めぐみからメール。
『いっちゃん、コーヒー買っといて~♪』
(もうコンビニ出たがな)
『今日は黄色のプリングルスたべたい♪』
(緑買ってもたがな)
わがままで甘えん坊に育てたが、10歳以上年下のそんなめぐみが可愛いかった。
彼女は職場から地下鉄を一駅移動し、隣の駅で私と待ち合わせる。
地下から階段を上がってきためぐみが、自分の車のように助手席のドアをあける。
めぐみ:『おつかれぇ~い♪黄色プリングルス買ってないやろ(笑)』
もう一度コンビニに行くのが面倒な私を見透かしたように話しかけてくる。
私:『緑買ってもたわ(笑)』
めぐみ:『やっぱり~(笑)』
他愛もない話しをしながらラブホへと車を走らせる。
私からは彼氏の話は聞かない事にしているが、めぐみはラブホへ行く日は、私が毎年の誕生日に贈ってきたネックレス、ピアス、指輪をしてくる。
もちろん彼氏の話しは無し。
いつものラブホへ到着すると、値段の安い部屋を素早く見つけるめぐみ(笑)
部屋に入るとすぐに彼女がお風呂を入れに行く。
続けて、コンビニで買ってきたサラダやおにぎりをテーブルに並べ、ポットでお湯を沸かす。
当たり前のように淡々とそれをこなしながらも、おしゃべりな彼女は、その間、しゃべりを止める事は無い。
ほんま、どこにそんだけネタ仕込んでんねん(笑)
いや、自然にそんなやつですw
ソファーに並んで座り、テレビを見ながら晩ご飯を食べ、コーヒーを飲んだ。
めぐみ:『お風呂はいろかぁ~♪』
彼女はそう言って、甘えるように寄り添ってくる。
彼女の肩を抱き寄せ、そっと唇を重ねる。
すぐさま舌先を絡め合う。
めぐみは指先を私のシャツに這わせ、乳首をまさぐる。
その感触に私のそれはすぐに硬くなり、シャツの上からめぐみの指先にその位置がバレる。
めぐみ:『いっちゃん、どないしたん?ココ。勃ってるやん…』
彼女はそう言うと、シャツをベルトの部分から引き抜き、そこから少し汗で滲んだ素肌に指先を忍ばせる。
めぐみはもう一方の手で、私のシャツのボタンを外し、あっという間に上半身を裸にする。
つづく
いっちさん、なんだか
悲しくなってきちゃいました