初めて
不倫をしたのは今から14年前。私が26歳の時、同じ会社に勤める6歳年下の女性とでした。
当時、私の住む町は阪神大震災が直撃、壊滅的な被害を受けた中からみんなで立ち直ろうと士気が高かった頃で、妙に記憶が鮮明です。
そのころ結婚3年目の私には、
不倫なんて全く頭に無かったはずでした。
ある日職場の飲み会でたまたま隣に座った後輩、麻美(まみ)ちゃん 。
以前から私に好意を持ってるんやろなぁ~って薄々気付いてたんやけど(^^;)
二件目カラオケに行った時お互いトイレで部屋を出て廊下で告白?されました。
『私、今彼氏おらへんねん♪できるまでつなぎで付き合って~な♪』
あまりにも軽いノリに、これが世間で
不倫とか言う意識も全く無く
『ええで~(^-^)v』
と軽くお返事。
ここから人生の方向がガラリと変わって行ったんやろなぁ~
って、今でも思います。
カラオケボックスを出た後同僚達と別れ、気がつけば帰る方向が同じ麻美ちゃんと二人やないですか!
当時、真面目やった私(笑)は、駅までの帰り道、お酒の後押しが手伝って彼女を暗がりに引き寄せキス…
彼女からすかさず舌を入れてきた。
携帯がまだ高値で持って無かった私は、仕事で使っていたポケットベル(笑)の番号を彼女に教えて、その日は別れた。
翌朝、職場で彼女に合った。少し照れくさそうに挨拶しあう私達を見て、昨日カラオケまで一緒やった先輩が一言。
『おまえら昨日あの後どこ消えてん!?あかんよ~
不倫は~(笑)』
不倫?σ( ̄∇ ̄;)わて?
そうや…たとえ見られてなくとも想像だけでこんな噂になるんや…しかもこれって
不倫…
少し罪悪感がわいた。
しかし麻美と二人でお酒飲んだり、エッチ行ったり、映画見たり、カラオケ行ったりしてるうちにどんどん深みにハマって行く自分を抑えられなくなってきた。
帰宅時間もどんどん遅くなり、お金も底をつき、生活が乱れて行った。
帰宅時はいつも嫁にバレて無いかビクビクしていた。
嫁の機嫌を伺う為に普段以上に話しかけたり、愛想良く振る舞ったり…
後々この行為が命取りとなる。
『女の感は鋭い』
ある平日の夜、麻美と飲みに行き、ラブホへ…
午前2時ごろ帰宅すると、真っ暗な部屋に嫁が座っていた。
『今までどこで何をしてたん?説明して!!』
一気に背筋が凍りついた。
口から出任せで適当にごまかした。
翌日からは警戒しながらもやはり麻美と遊ぶ事が止められずにいた。
ある日帰宅すると嫁が言った。
『××って娘とどういう関係なん?』
バレてた。
でもどこまでバレてるんやろ…
○帰りが遅い日が続くようになった。
○急に嫁に対して愛想良くなった。
○嫁が入浴中に彼女に家の電話から電話した後、密かにリダイアルを押されていた。
○どう見ても自分の物では無い長い髪の毛が浴槽から二度見つかった。
嫁には十分すぎるネタを握られていた。
降参した私は、彼女の事も考えず嫁に全て白状し、彼女にも、もう付き合えないと伝えた。
最低~
でも彼女は負けてなかった。
私の家に電話して来た。
嫁に私と別れるように迫った。
嫁も負けてない。
罵声の浴びせあいとなり、彼女が今までの事全てしゃべった。
背筋が凍りついたまま会話を聞いていた私に、電話を切った嫁が殴りかかってきた。
これ以上は恐ろしくて書けません(笑)
彼女とはこの事をきっかけに別れ、我が家の家庭内別居がスタートした。
彼女はすぐに社内の独身男性と結婚~
色々勉強になったけどもう不倫はコリゴリ(~_~;)
のはずでしたが…
一年後に入社してきた短大卒業したての小娘が言いよってきました…(^^;)